こんにちは😀広瀬ユキです。
今回は、【名探偵ポワロ[Season1]】第4話「24羽の黒つぐみ」を観たので、あらすじと感想を書こうと思います。
名探偵ポワロ 第4話「24羽の黒つぐみ」
画像引用元:https://www.mystery.co.jp/programs/poirot/episodes/01_004
原題
Four and Twenty Blackbirds
放送日
イギリス:1989年1月29日
日本:1990年2月3日
主なゲスト登場人物
ヘンリー・ガスコイン(双子・弟)
アントニー・ガスコイン(双子・兄)
ジョージ・ロリマー(ヘンリーの甥、劇場支配人)
ミセス・ヒル(ヘンリーのメイド)
ダルシー・レイン(ヘンリーの絵のモデル)
メイキンソン(ヘンリーのエージェント)
シャーロット・ガスコイン(アントニーの妻)
カッター(検視官)
あらすじ
ポワロは、かかりつけの歯科医と夕食を共にしていた。そこに、顔馴染みのウェイトレス、モリーが面白いことを耳打ちする。水曜日と土曜日にこのレストラン に来る画家ヘンリー・ガスコンが“変”だというのだ。ポワロは、その話に興味を示す。しかし翌日、階段から転落死しているヘンリー・ガスコンを近所の住人 が発見する。
引用元:https://www.mystery.co.jp/programs/poirot/episodes/01_004
劇場支配人のロリマーは、メイドのミセス・ヒルから彼の伯父であるアントニー・ガスコインが危篤なので見舞いに来てほしいと電話をもらったが、日曜日まで行けないとすぐに行かなかった。
ポワロは歯医者と食事へ。そこで、ヘンリー・ガスコインという画家が毎週水曜日と土曜日の夜にレストランの指定の席に来ていたが、先週は月曜日に来たという奇妙な話をウェイトレスから聞いた。しかも、キドニーパイと黒イチゴのケーキが嫌いなのに食べていたうえ、ステーキや濃いスープも注文していたが、次の水曜日に来たときはいつも頼む食事に戻っていたという。そしてこの日、ポワロと歯医者が目撃したヘンリー・ガスコインは、いつも通りの品を注文していた。
その晩、ヘンリー・ガスコインは階段から落ちて首の骨を折って死亡した。後日ポワロとヘイスティングスは、その現場へ行き、隣人にヘンリーは土曜日に挨拶もせずに通りすぎたと聞く。上の現場にいたダルシー・レインは、ヘンリーの絵のモデルをしていたが、さほどヘンリーの死に驚いた様子がなかった。
ポワロは、ジャップ警部にカッターという検視官によってヘンリーの遺体が調査されたことを知った。ポワロはカッターのもとを訪ね、ヘンリーの歯が自前で白かったことを知る。そしてポワロは、ヘンリーが持っていた手紙を預かった。
ヘンリーの画家を扱うエージェントであるメイキンソンのもとを訪ねると、ヘンリーとアントニーの仲が良くなく、ヘンリーが描いたアントニーの妻の裸婦画をメイキンソンに預かってくれと頼んでいたそう。ポワロは、ヘンリーの死によって容疑者がみな遺産で得をすると気づいたが、一番得をすると思われた双子の兄・アントニーが病死する。
ポワロは劇場の清掃員から証拠品を買い取り、ヘンリーの甥であるロリマーが犯人であると突き止める。ロリマーは手紙の消印を偽装し、ヘンリー宅のポストに投函後、老人に変装してレストランで食事をした。犯行時刻の土曜日の夜にアリバイのないロリマーは逮捕されることとなった。アントニーの病死によって、ヘンリーに遺産が残こり、その遺産を狙っての犯行であった。
感想
ポワロは歯医者へ行くのがが嫌いなんですね。最初は好きではなかったクリケット(スポーツ)のことを事件解決後に熱心に解説しているポワロも印象的ですね。ポワロがヘイスティングスに料理を振る舞うシーンも見られます。
タイトルの「24羽の黒つぐみ」が話の中盤までなかなかつながってきませんが、マザー・グースの唄の一部のことだそうです。”マザー・グース”はイギリスやアメリカの童話の総称のことで、「24羽の黒つぐみ」=「Four and twenty blackbirds」という歌詞が引用されたのが、「6ペンスの唄」=「Sing a song of sixpence」という唄からです。
これが物語とどう連動するかというと、ヘンリーの歯は黒イチゴのケーキを食べているから黒いはずなのに、そうではなかった。なぜなら、別人が変装して食べていたから。もうお分かりですね?😇
アガサ・クリスティの小説にはよくマザー・グースが登場するようなので、どこで登場するのか探すのも面白いかもしれません。
放送情報
こちらからも【名探偵ポワロ】をお楽しみいただけます。
編集後記
ポワロの記事は久々の更新になりました。


