世にも奇妙な物語

「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」あらすじ&感想【2019年6月8日(土)放送】

こんにちは😀広瀬ユキです。

今回は、令和になって最初の放送!!!

2019年6月8日(土)に放送された、フジテレビ土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編」を観たので、あらすじと感想を書こうと思います。

さかさま少女のためのピアノソナタ

https://twitter.com/yonimo1990/status/1137328723781345282?s=20

メインキャスト

主演

黒木聖(役:玉森裕太)

吉野八重(役:黒島結菜)

野下(役:大内田悠平)

あらすじ&感想

まず、おなじみのオープニング曲から入り、タモリさんと佐藤二郎さんの小芝居で物語がスタートします。

リニューアルせずに、変わらぬオープニング曲、変わらぬオープニング映像を使ってくれているところが嬉しいですね!

1つ目のお話は、音大に通う大学生のお話です。玉森さん演じる黒木は、同級生の吉野の才能に比べて自分が劣っていると落ち込み、コンクールでも良い成績を出せないため。ピアニストを辞めて普通に就職しようか悩んでいました。

ある日、古本屋で「さかさま少女のためのピアノソナタ」という、古びた血痕が付いたような楽譜を手にします。

その楽譜についてサイトで調べてみると、”誰にも聞くことができない曲”、”弾くと手を失ってしまう楽譜”だということが分かりました。

黒木はその楽譜を好奇心からか、弾いてみました。すると、弾いている時間は時間が止まるのです。そして、弾き終えると時間が動き出し、その時はノーミスで演奏できたので、何事もありませんでした。

友人の野下に話すと、野下黒木のその楽譜を奪い、ひそかに弾きます。しかし、演奏ミスしたために、手にけがをしてしまいました。ピアノを弾く野下にとっても、けがはピアニストの夢を絶たれたと言えるほど致命的です。

黒木は、野下に海外の「ノルン大学」のオーディションに挑戦してみろと背中を押され、参加するも、吉野の圧倒的な才能を目の当たりにする。

オーディション後、黒木はピアノ室へ行き「さかさま少女のためのピアノソナタ」を弾きだした。すると、また時間が止まった。ピアノを演奏しながら窓を見てみると、吉野が”さかさま”の状態で止まっている。そう、彼女は屋上から、飛び降りたのだ。

黒木吉野は止まった時間の中で会話することができた。その時黒木は、彼女は彼女で、幼少期からピアノの練習ばかりで、自分にはピアノしかなくなってしまったと、苦悩していたことを知る。黒木は、吉野には才能があるからピアノを続けてほしいと願った。しかし、今演奏を辞めたら、吉野がこのまま地面にたたきつけられてしまう。黒木は「さかさま少女のためのピアノソナタ」をリピート演奏することで時間を再び止め、彼女の転落を防ぐ。

その間に何か彼女を救う方法がないかと考えた結果、演奏を辞めた直後に楽譜をひっくり返し、さかさまにした状態でその楽譜を逆から演奏した。すると、逆から演奏した分だけ時間が逆戻りし、黒木吉野を生き返らせることに成功した。

逆から演奏する技術・・・恐るべし。

黒木がいるピアノ室へ吉野が行くと、その楽譜に興味を持ち、今何度も演奏を聞いたから(ノーミスで)演奏できると言って、弾きだしてしまう。

すると、窓の外には・・・野下がさかさまになっているのだった。

黒木はきっと楽譜のタイトル”さかさまの少女”なので、自分の境遇に苦悩している吉野になぞらえて、救ったのに・・・と思ったんでしょう。

しかし、野下は少女ではないのにさかさまになっている・・・・・・とっても不思議な、最後の場面はいろいろと考えてしまう一瞬でした。

「さかさま少女のためのピアノソナタ」は、弾くと人が亡くなってしまう楽譜なんでしょうか・・・才能に苦悩している人を救ったり、勇気づけたりする楽譜なんでしょうか・・・?野下は男性だから、どうなってしまうんでしょう。う~ん。(笑)

皆さんは最後のシーン、どう読み取りましたか?読み取り方は人それぞれですね!ファンキーなミステリーのような感じもします。良いモヤモヤ感が残る、なんとも面白いお話でした。

しらず森

メインキャスト

主演

長田遥子(役:吉田 羊)
長田昭彦(役:長谷川朝晴)

あらすじ&感想

タモリさんと佐藤二郎さんの小芝居が入った後、次のお話に展開していきます。

冒頭は、子供が行方不明になるところから始まります。夫婦仲がうまくいかず、離婚を考えていた吉田羊さん演じる遥子。そんな折、遥子の息子、尚之が行方不明になってしまいます。

行方不明になったきっかけは、遥子が小学校の同窓会に参加したとき。同級生はみな、子供連れで同窓会に参加し、30年前に埋めたタイムカプセルを掘り返した。その帰りに遥子は昔、自分がよく遊んでいた神社の奥にある「しらず森」に尚之を連れていく。

最初は乗り気ではなかった尚之だが、徐々に自ら「しらず森」へ先へ先へと進んでいってしまう。そして、石につまづいた尚之は、そのまま別の空間へと引きずりこまれてしまった。

別の空間へ引き込まれるって、子供の頃憧れました。

どこへ行ったのか捜索していると、神社に不審な老人が。遥子はその老人に声をかけるも、尚之の有力な情報は得られず、「そのままではダメだ」と言われる。遥子の母には最近出た不審者だから、近づかないよう言われる。そこへ夫の昭彦も合流し、「しらず森」の中を遥子と一緒に捜索することとなった。

一方、尚之は別の空間へ飛んだ「しらず森」の中で、ある少女と出会う。その少女の自宅へ連れていかれた尚之は、その少女が遥子の昔の姿であると分かる。尚之は、タイムスリップしていたのだ。その少女は、尚之が両親の離婚で悲しんでいることを手紙に書き、それを未来の自分が読むと信じてタイムカプセルに入れることにした。

遥子は、タイムカプセルの中の手紙に気付き「しらず森」で神隠しにあったときは「もういいかい」と何度も言わなければいけないことを知る。そうして、昭彦と一緒に「しらず森」で「もういいかい」と言い続けると、尚之と再会することができた。

不審な老人は、30年前に遥子が神社で会った「もういいかい」を教えてくれた人物だったんですね。それにしても、タイムカプセルに手紙を書いて未来の自分に伝えるなんて、ナイスアイデア。そして、時間設定がしっかり考えられているストーリーだと思いました。

永遠のヒーロー

メインキャスト

主演

大場博人(役:郷 ひろみ)
大場亜希(役:上白石萌音)

あらすじ&感想

タモリさん&佐藤二郎さんの小芝居が入り、3つめのお話は・・・

特撮と現代の融合したような作品!!!

改造人間技術が発達した世界で、大場博人は手術を何回も重ね、世界を守るスーパーヒーローとして、検察庁で悪い怪人を検挙し活躍するエリートだった。彼の唯一の心の支えは娘、亜希。大場は、定年を迎えたら亜希とゆっくり過ごそうと考えていた。

そんなある日、検察庁にテロ予告が届き、怪人を倒した大場。その喜びの報告をスマホの画面に映る娘に伝えると、そっけない返事が。大場は休暇を取って、娘に会いに行きたいと室長に申し出るが、拒否される。娘の住んでいる場所に向かってみると、そこは空き家になっていた。室長に「これはどういうことか」と問い詰めると、実は娘はAIであると告げられる。

AI!!!!!!!!!!!!!!衝撃的です。スーパーヒーローの激務に耐えるため、精神を安定させるため、同僚の家族もAI化されているらしい。

しかし、それは他言しないでほしいと言われる。さらに、娘の成長の過程の記憶もスーパーヒーローになるための手術で何回も改ざんが加えられていることが分かる。

そして、全てを聞こうと娘に電話した大場。しかし、大場は「娘のゲームの中の存在」であることが判明。

え~~~~~~~~(笑)どういうこと?かわいそう。

病弱だった亜希は、スマホの「永遠のヒーロー」というロールプレイングゲームが心の支えだった。

・・・つまり、大場の人体改造は亜希のゲーム操作によるもの・・・???

ショックを受けるも、また仕事に復帰する大場であった・・・。

う~ん、最後、大場はどう立ち直ったんでしょう。亜希に人生をアップデートされてしまったのでしょうか・・・???それとも、この世界はAIを通して2つの世界があり、相互的にうまくかみ合っているっていうことでしょうか・・・?う~ん。謎が深い。

そして、山寺宏一さんがほぼ”その他大勢”役を演じていましたね!声色を使い分けていてすごい。

人間の種

メインキャスト

主演

春田緑(役:木村文乃)
春田希(役:岡本 玲)

あらすじ&感想

タモリさん&佐藤二郎さん登場し、4つ目のお話は・・・

OLの木村佳乃さん演じる緑は、恋人の太一に指輪を見せられプロポーズをされるも、断ってしまう。その日の食事の買えり道、花屋で「幸せの種」に惹かれ、購入し、家で育ててみることにした。

ある日、「幸せの種」を植えた場所を見てみると、なんと”少女”が埋まっていた。

このシーン・・・なんとも不気味です・・・。

彼女を土から掘り返し、「幸せの種」が入った袋を見てみると、なんと「人間が育つ種」だったことが判明。そしてその”少女”は、自分は緑の母親であると言った。少女は緑の好きな食べ物まで知っている。そして、水をかけられると大きく成長するのであった。

一緒に過ごしていくうちに、緑は自分のせいで母親が亡くなったと思っていて、自分は幸せになってはいけない人間だと思い込んでいたことを少女に明かす。ある雨の日、母親が亡くなった原因を作った指輪を、窓から投げ捨てると、少女は外へ飛び出し、その指輪を探しに行った。その間に、緑は「幸せの種」の寿命が1週間で、水をかけられると寿命が短くなると知る。

緑は傘を持って少女のもとへ駆け寄ると、そこには雨がかかって一気に成長し、母親の姿になっていた。緑は母親から、他界したのは緑のせいではないと言われ、過去のトラウマを解消し、幸せになることを決意する。そして「幸せの種」は寿命を終えた。

のちに、太一と結婚。幸せを手にしました。最初に緑がプロポーズを断ったのは、トラウマが原因なのと、指輪自体にも思い入れがあったからなんですね。緑のウェディングドレス姿がとても素敵です。奇妙だけど泣けるストーリーでした。

本当に「幸せの種」があったら、いいですよね~。

大根侍

https://twitter.com/yonimo1990/status/1137349179259277313?s=20

メインキャスト

主演

立川樹(役:浜辺美波)
男(役:小手伸也)

あらすじ&感想

先ほどの「人間の種」を間に挟んで、前編&後編という仕立てでした。

樹は、バスケットボール部のマネージャー。人気の先輩、翔が好きなぶり大根を作ろうと、意気込んでいた。買い物からの帰り道、袋に入っていた大根が、すれ違った人の大根とぶつかってしまった。

その男は大根を刀だと言い張り、彼にとって大根と大根をぶつけることは勝負を挑まれたも同じことと樹は言われる。樹は大根で切れるわけがないと思ったが、腕をけがしたことにより、本物だと思い直した。その場は土下座することで男に謝ったが、1か月後に決闘をすることになってしまった。

と、そこへ老人が樹に寄ってきて、決闘に勝つための方法を教えると言われ、後日、大根の扱い方を修行することになる。

後編は・・・

男との決闘に樹は二刀流宮本武蔵のような感じで勝利しました。

また買い物の帰り道、良いブリを買えたと意気込んでいると、またも別の男に決闘を挑まれてしまう・・・The END.

浜辺美波さんがかわいいです。小手さんの味のある演技にも注目したい作品!

総評

「世にも奇妙な物語」は変えないところは変えない、新しくできるところは変える、映像の作り方が古さを残しつつ、新しい技術が混ざっているとこがとても好きです。

タモリさんと佐藤二郎さんが合間に出てくるのが良いですね。タモリさん、今回はストーリーテラーとしてだけではなく、演技もされていました。

今回の私のお気に入りの作品は「さかさま少女のためのピアノソナタ」です。

編集後記

私が「世にも奇妙な物語」でめちゃくちゃ印象に残っている作品は、2004年3月9日(月)春の特別編で放送された、渡部篤郎さん主演の「Be Silent」です。なぜでしょう・・・。

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